こんな自分では将来どん底だ・・・
こんなの自分には無理だ・・・苦しい・・・
あの時ああしておけば・・・ああ・・・
ネガティブ思考の心配性で、いつも未来のとり越し苦労をして、過去のトラウマにとらわれて、不安の中をぐるぐるしてる。
そんな臆病な私にめちゃくちゃに刺さった映画「きっと、うまくいく」を是非ともだれかと共有したい。そんな思いで執筆しております。
Amazonのレビューでは異常に評価の高い映画でして、見る前は正直そんなに期待してなかったんですが、冒頭に疑いの目で見ていた私の心の南極は、見進めるごとに気持ちも目頭も熱くなって少しずつ溶けはじめ、見終わったあとには清々しい草原が広がっていました。
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「きっと、うまくいく」あらすじ
まず、インド映画です。3時間近いです。が、あっという間です。
もともとの原題は「3idiots」で3バカみたいな感じですが、エンジニアを目指して入学した大学で、ルームメイトとなったランチョー・ファルハーン・ラージューの3人の親友を中心にしたお話になっています。
大学で知り合って10年後からお話は始まります。ファルハーンに大学の級友チャトゥルから連絡があり、大学卒業から行方知れずになっていたランチョーの居場所がわかり、ファルハーン・ラージュー・チャトゥルの3人でランチョーを探しに行くことになります。ここから10年前の大学時代の出会いから卒業までがたくさん描かれながら、ランチョー探しが始まります。
臆病な自分に刺さった言葉
この映画の一番の肝となるものは、映画の題名にあるように「うまくいく」という言葉です。この言葉にとにかく勇気づけられました。
これは和訳ですので、映画内では「All is well」と主人公たちは言葉にします。
親友の3人それぞれ、不安や心配なこと、行動するには勇気が必要なことを抱えています。
ランチョーは科学好きで、学校の先生たちを困らせるほど肝が据わっていて変わり者ですが、悩みを不安を抱えるファルハーンとラージューに「All is well(うまくいく)」という言葉を教えます。
「心はとても臆病だ。マヒさせる必要がある。困難が発生した時にはこう唱えるんだ。(胸に手を当てながら)”うまくいく”」
この言葉が私には目から鱗で刺さりました。
臆病で心配性、いつも不安でネガティブなことばかりが頭と心を支配していましたが、これは思い癖なんだと。ネガティブに考えることが癖になってしまっている。
心に臆病が襲ってきた時には、ポジティブな言葉・楽観的な言葉を常に口に出して自分に投げかける必要がある。そうやって心をマヒさせる必要がある。
人によっては根がポジティブで必要なかったり、すでに実践されてる方もいるかもしれませんが、これは私にとっては革命でした。
ランチョーの「うまくいく」
映画の中では、ランチョー3バカたちに様々な人生の困難が発生します。
そのたびに、ランチョーは自分の胸を叩き「うまくいく、うまくいく」とおまじないを唱えるのです。
そうやって自分で自分を勇気づけていました。
心に臆病がやってきたとき、うまくいくと自分の心に言い聞かせるのです。
繰り返す言葉は口癖になり、口から出た言葉は思考になります。思考は行動になり、行動は生きざまになります。
だから、いつもポジティブな言葉を自分に与えてあげることが大事なんだと、この映画をみて感じました。
まとめ
正直、ポジティブな言葉を言った方がいい、なんてのはよく耳にしますし、頭ではわかっていたつもりでした。
しかしこの映画によって、その大切さがわかりやすくはっきりと具現化されており、頭ではなく心に響きました。
この映画を見たその日から、少しでも不安な気持ちになったり、臆病になったりしたら、ランチョーのように胸を叩きながら
「うまくいく、うまくいく」と自分を励ましています。
人の行動をポジティブに変えさせることのできる素晴らしい映画です。
この感動を誰かに共有したくなり、今回この記事を執筆いたしました。
誰かがこの映画を見て、勇気づけられ、行動をポジティブに変えることができたら、何よりの幸せです。
また、この映画がどう幕を閉じるのかランチョーは10年後にどうなっているのか、是非本編で確認していただきたいと思います。では。